PROFILE




平西 杏莉(仮名)- Anri Hiranishi -


1979年生まれ。家族構成は父・母・姉・私の4人家族。「なんでも思い通りになる」という根拠のない確信のもと育った典型的な末っ子。自由奔放と思いきや、うじうじ、とにかくやっかいなB型。


愛情いっぱいに育てられ、その偉大な愛に気づくことなく大学まで進み、就職。編集社で修行を積んだ後、グラフィックデザイナーとして独立。30歳で人生最大の恋に落ち、32歳で結婚。35歳のとき、乳がん発覚。


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  1. 乳がん発覚時のステージ
  2. 大まかな流れ
  3. 私の術前化学療法
  4. 腫瘍の大きさの変遷
  5. 化学療法後の病理結果



1.乳がん発覚時のステージ

  • 乳がんステージ:Ⅱb
  • 腫瘍の大きさ:4.7センチ
  • Ki67:87%
  1. エストロゲン受容体:陰性
  2. プロゲステロン受容体:陰性
  3. HER2(ハーツー)タンパク:陰性
上記1〜3いずれももっていない乳がんをトリプルネガティブ乳がんという。ホルモン療法や、抗HER2薬が反応する部分をもっていないため、からだのどこかに潜んでいるがん細胞を根絶するためには、術前もしくは術後に抗がん剤治療を行うことで対処する。トリプルネガティブというと極端に悪いがんという印象があるかもしれないが、抗がん剤の効果が高い場合もある。

上:抗がん剤治療前(乳がん発覚時) / 2015年5月
下:抗がん剤治療後(摘出手術直前) / 2015年12月




2.大まかな流れ

  • 2014年10月21日 子宮頸部高度異形性(CIN3)が見つかる、「3ヶ月後に乳腺要検査」の通知を無視
  • 2015年1月31日 子宮頸部高度異形性(CIN3)の円錐切除手術
  • 2015年5月13日 左胸の痛み、乳がんの疑い
  • 2015年5月14日 マンモグラフィ、MRI、針生検
  • 2015年5月22日 乳がん告知
  • 2015年5月26日 主治医と初対面
  • 2015年5月30日 PET/CT検査
  • 2015年6月2日 トリプルネガティブ発覚、治療方針の決定
  • 2015年6月9日 術前化学療法(抗がん剤投与)開始
  • 2015年11月26日 最後の化学療法
  • 2015年12月4日 PET/CT検査、MRI
  • 2015年12月10日 手術方針の決定
  • 2015年12月21日 左乳房全摘出手術&乳房再建術
  • 以降無治療となり、2016年2〜3月に免疫療法、経過観察をしながら現在に至る




3.私の術前化学療法

  • AC療法 3週間に1回を4回
  • パクリタキセル 1週間に1回を6回(途中、1週間延期させて旅行へ)




4.腫瘍の大きさの変遷

治療前/約47ミリ

 ↓

AC療法後/約19ミリ

 ↓

パクリタキセル5回目終了時/約8ミリ

 ↓

その後手術までほぼ変わらず

(手術後病理結果にて、乳癌病変は痕跡様と判定)




5.化学療法後の病理結果

治療効果判定の結果はこちら…!